レ・シエクル来日公演
毎年、意欲的な主催公演ラインナップの東京オペラシティが、やってくれます。
「レ・シエクル」というのはフランス語で「全世紀」という意味ですが、このオーケストラの唯一無二な点は、フル編成のオーケストラが曲によって楽器を持ち替えてバロック音楽から現代音楽まで引き分けてしまう、という事でしょう。
とは言え、彼らのメインフィールドはロマン派。そのディスコグラフィーの多くがベルリオーズに始まりストラヴィンスキーに至る絢爛なオーケストレーションの音楽に充てられています。例えばこちら:
《春の祭典》を当時の楽器で演奏した、というので大変話題になったこの演奏、その後アルルの古代ローマ劇場でバレエ入りの公演が行われたりしましたが、これが日本に来るのです!
昨今、欧米のオーケストラのアジアツアーでは日本がスルーされてしまうこともしばしばですが、今回のこの幸運な機会を、皆さんお見逃しなく!!