プロフィール

根本卓也(指揮・チェンバロ・作曲)

私立開成中学・高等学校を卒業後、東京藝術大学大学院修士課程(指揮専攻)修了。在学中より、新国立劇場オペラ部門元芸術監督の若杉弘氏に見出され、アシスタントとして国内の主要なオペラ団体でキャリアをスタート。英・独・仏・伊・チェコその他ラテン語に至るまで、あらゆる舞台作品を原語で解し、ディクションの指導までこなす類稀な才能が買われ、既に100本近くの公演において業界の屋台骨として活躍。

更に、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJの鈴木雅明氏との出会いから古楽へと傾倒し、大学卒業後渡仏。国立リヨン高等音楽院で、通奏低音(チェンバロ・オルガンによる即興伴奏法)のディプロマを取得。中世のグレゴリオ聖歌からバッハ、モーツァルトに至るまで、様式を踏まえた演奏法を習得し、フランスでは南仏St. Amand-de-Colyで毎夏行われる音楽祭Festival du Périgord Noirでバロック・オペラの公演に出演。帰国後は《アンサンブル・ラ・レヴェランス》《アンサンブル・ミリム》《ジュゴンボーイズ》等のグループで、指揮者・チェンバロ奏者として活躍。

作曲家としては、渡仏時代に友人夫妻の為に書き下ろしたオルガンのための連弾作品Thème et Variationsが、音楽出版社Delatour社主の目に留まり出版されたのをきっかけに、本腰を入れて創作活動に入る。帰国後は東京藝術大学出身者を中心とした邦楽アンサンブル《和楽団「煌」》に作・編曲家として所属。従来の邦楽のための音楽と一線を画する斬新なアイディアに充ちた作品を発表。3回東京かつしか作曲コンクール2015に於いてアンサンブルの部第3位入賞(12位無し)。20166月には、サックス・歌とのトリオ《Nemo Concertato》で、谷川俊太郎の詩に寄せた、メンバー自作曲によるCDブック『大人のための俊太郎』を上梓(アルテス音楽出版刊)。

現在、新国立劇場オペラ部門音楽スタッフとして年間を通して公演に寄与する傍ら、演奏・指導の両面で活動の幅を広げる。20153月には、マレーシアでPenang Philharmonic OrchestraPPOを指揮、芥川也寸志作曲《交響管弦楽のための音楽》をマレーシア初演し成功に導き、20165月には、ラモー《プラテ》で、ピリオド楽器のオーケストラを率いて、オペラ指揮者デビューを飾る。201812月には初のオペラ《景虎(仮題)》が(公財)妙高文化振興事業団の委嘱で初演予定。

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