《見舞い》《兵士の告白》
12月は新作初演が2件控えています。
まずは、ソプラノとテノールのための二重唱《見舞い》(詩:谷川俊太郎)です。
嘉目真木子さんと澤原行正さんが、毎回ゲスト歌手を迎えてシリーズ化している「あこがれSALON」の本年度最終回に入れて頂きました。
かつて、同じ詩でNemo Concertatoのために作曲したのですが、今回はその素材を活かしつつ、全面的に書き換えた新曲と言えるものになっています。
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もう1曲は同じく谷川俊太郎の詩による《兵士の告白》です:
こちらでは、一昨年書き下ろして以来コンサートの延期や中止でなかなか日の目を見なかった組曲《兵士の告白》が初演されます。「死」をテーマにした詩を5つ集め、やや古楽的な発想で作曲しています。