小さな室内楽〜ヴェネツィア編〜

小さな室内楽〜ヴェネツィア編〜

昨年に引き続き本村睦幸さんのロングランシリーズ、「小さな室内楽」に出演致します。

前回はナポリのリコーダーソナタをフィーチャー致しましたが、今度は北上してヴェネツィアです。ヴィヴァルディの真作リコーダーソナタ RV806は、21世紀になってから発見されたという事で、耳にされた方は少ないのではないでしょうか?単純な中にも個性的な和声進行が、天才の閃きを感じさせる佳品です。ソロ曲には、当時としては珍しいヘ短調(途中は変ロ短調)で書かれたストラーチェのパッサカリアをお届け致します。不均等調律ならではのゴツゴツした響きをお楽しみ下さい。