小澤塾《カルメン》、私的京都ガイドその2

小澤塾《カルメン》、私的京都ガイドその2

昨年に引き続き、小澤征爾音楽塾で合唱指揮をしています。今年はビゼー作曲《カルメン》ということで、昨年のラヴェル作曲《子供と魔法》に比べて分量も人数も倍以上。最年少20歳のメンバーにはフランス語未経験者も多く、発音の基礎からみっちりと「塾」らしく指導しました。

(写真は公式FBページより)

その甲斐もあり、若いながらもきちんと存在感のあるコーラスに仕上がったのではないかと思います。私自身合唱指揮の面白さに目覚めつつあり、今年はこの先も複数のプロダクションでこの職能を担う予定です。

***

さて、昨年続きを書くと宣言した私的京都(食い倒れ)ガイド、今年は昨年以上に自炊が多くさほどご紹介するお店が増えませんが、それでも何軒か素敵な発見がありました。

CheerUp!(パン屋)

ロームシアター京都最最寄りに新しくできたパン屋さん。安くて美味しくて、今回多くの関係者がお世話になっていました。

 

ぐりる・ど・れぶん(洋食)

オフの日に伏見在住の友人に連れて行ってもらった三条近くの老舗の洋食店。看板メニューの牛タンシチューはお値段張りますが極上です。

 

グリル小宝(洋食)

こちらは観光ガイドにもよく載っている平安神宮脇の老舗です。このカキフライ、8個も載っていますがまったくクドくなく、ナイフがすっと入り衣も崩れない、まさに職人技です。

 

Dupree(ワインバー)

劇場の手前を流れる琵琶湖疏水沿いの町家を改装したこちらも新しいワインバー。内装も超絶おしゃれで、カウンターにスタンディングのおひとりさまも歓迎とのこと。

 

Ethelvine(ワインショップ)

そして、Dupreeは全国区で有名な、こちらの自然派ワインショップのオーナーが手がけています。

上でご紹介したCheerUp!の路地を挟んだ手前の並びなのですが、あまりにおしゃれな外観のためレストランにしか見えず、昨年は存在に気づかなかったという失態。今年はほぼ2日に1本のペースでこちらのワインを堪能しました。

こんな感じで。1000円台から幅広いラインナップなので、劇場の行き帰りに1本購入して、ホテルに戻ってから余韻を肴に乾杯するのも乙ではないでしょうか。