
OMF《夏の夜の夢》
故・小澤征爾さんが創設した、松本の夏のフェスティバル、今年の演目はブリテンの《夏の夜の夢》です。
ロラン・ペリー氏ご本人がひと夏がっつりご滞在され、数々のこだわり溢れる厳しい要求を我々に日々突きつけてくる毎日です。
御年63歳にして、日々ジムで鍛え上げた小麦色の美しい肉体美を惜しげもなく披露され、毎日ニースの海から上がってきたばかりですか・・・と言わんばかりの出で立ちでもあります。
さて、私は児童合唱大活躍のこのオペラの合唱指揮を仰せつかっております。
1月にオーディションで長野県内から選ばれた子どもたちが、夏を捧げて英語の難曲に取り組んでいます。彼らの柔軟性と吸収力には舌を巻くばかり。
公演まで2週間を切りましたが、周辺イベントとして、松本市美術館で、カヴァー歌手によるプレコンサートのナビゲーターを務めます。
事前申込が必要ですが、ブリテンとその源流の一人パーセル、そしてクィルターを初め、周辺のイギリスの作曲家に焦点を当てたコンサートです。翌日はオペラのプレミエでもありますので、前乗りされている方は是非こちらも併せてお楽しみ頂ければ幸いです。