Tutto nel mondo è burlo
池田梨枝子さんのリサイタル《FUGA》へのアンコールピースは、こちらです。
イタリア・バロック様式のフーガというのは、ある意味で独自性を打ち出しにくいと言いますか、そのままの形でひねりを利かせるのが難しい形式のため、今回は(ちょうど夏にプロダクションに関わった事もあり)、同じイタリアでもほぼ19世紀末、オペラ作曲家ジュゼッペ・ヴェルディの《ファルスタッフ》から、フィナーレの大フーガ「この世はすべて冗談」を三重奏に編曲してお届けしました。お楽しみ下さい。