慶應義塾大学《メサイア》
ハレルヤ・コーラスで有名な《メサイア》ですが、ベートーヴェンの第九と同様年末の風物詩的な感があります。これまでモーツァルトのオペラで何度かレチタティーヴォを担当させていただいた、慶應義塾大学コレギウム・ムジクムから、今度はこのオラトリオに、しかも少しこだわりをもってやりたい、という事でジュゴンボーイズの二人+チェロの山本君の奥様と3人で通奏低音パートに入ることになりました。
実はこの《メサイア》、慣例になっている以外にもたくさんのマイナーバージョンがあり、今回はそれら様々なヴァリアントの中から、指揮の佐藤先生が今回のソリストに合わせて選択したオリジナルのバージョンになります。日頃聞き慣れたアリアが、別の声種で歌われていたりと、メサイアフリークの方にもきっとお楽しみいただける事でしょう。