ジュゴンボーイズ
一昨年、「フレンチ・バロックはヴィオラ・ダ・ガンバだけのものではない」というコンセプトで、チェロ奏者山本徹くんと、クープランのコンセールや、ルクレールのヴァイオリン・ソナタなどを、5弦のバロック・チェロ(通称「ピッコロ・チェロ」)で演奏しました。
この試みをデュオ活動として継続させることになり、第1弾として、4月に湯島のサロンでコンサートを行います。奏者の息遣いが間近に感じられる親密な空間で、フランスのエスプリをご堪能下さい。
曲目(順不同)
マレ 《膀胱結石手術図》〜《「出産」祝い》
クープラン コンセール第9番《愛の肖像》
ラモー他(編曲者不詳) エールによる組曲1, 2番
ロワイエ 《スキタイ人の行進》
モワロー 《アスクレピオスを撃ち殺す雷を鍛える一つ目巨人》〜《アポロンが彼らを皆殺しにやってくる》〜《巨人の騒音から開放されたシチリア人の合奏》
モワローはオルレアンで活躍したオルガニストという事以外あまり分かっていませんが、同時代のデュフリ、バルバストなどに匹敵する才能の持ち主です。ユニークな標題のチェンバロ曲を多数残している中から、今回、大変描写的な一連の3曲をお送りします。(おそらく日本初演では?)
昼の部はまだお席に余裕がございます。皆様、目を閉じればイケメン!
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