2台のピアノの物語

2台のピアノの物語

ここの所、イベント紹介が続いていますが、もう一つだけ。藝大指揮科の1年先輩で、新国立劇場で合唱指揮/アシスタントとして長年勤めている冨平恭平さんが、毎年続けている2台ピアノのリサイタルのご案内です。

服部容子さんには、私が学生時代に仕事を始めた頃よりベテランコレペティトールとしてお世話になっており、普段オペラの仕事で伴奏ピアニストとして活動し、オーケストレーションに精通したお二人が、リヒャルト・シュトラウスの最難関曲《家庭交響曲》の2台ピアノ版に挑まれます。どんな立体的な音が立ち上がってくるのか、楽しみです。